映画情報
あらすじ
階級意識が歴然とあった明治末期。大徳寺医院の跡取として、医師の地位も名誉も、そして若く美しい妻りん(りょう)をも手にした大徳寺雪雄(本木雅弘)。そんな誰もが羨む大徳寺家に、次々と不幸が襲いかかる。父・茂文(筒井康隆)、母・美津枝(藤村志保)の不思議な死。また雪雄は、日増しに自分にまとわりつく謎の視線に悩まされるようになる。ある日、一人で庭に出た雪雄を襲う影があった。ぎりぎりと首を絞めてくる手の持ち主を一目見ようとした彼の目に映ったのは、自分と全く同じ顔をした男、捨吉(本木雅弘、二役)だった。
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