思春期の繊細さと危うさを描く傑作青春マンガ
●「うみべの女の子」浅野いにお
(映画「うみべの女の子」原作)
『うみべの女の子』(太田出版) 1巻・2巻セット
行き場を失った犬や猫を救う
獣医科大学生を描いたノンフィクション
●「北里大学獣医学部 犬部!」片野ゆか
(映画『犬部!』原案)
北里大学獣医学部 犬部! (ポプラ文庫)
永遠の命を得た女性の
人生を描く傑作SF小説
●「Arc アーク ベスト・オブ・ケン・リュウ」ケン・リュウ
(映画『Arc アーク』原作)
『Arc アーク ベスト・オブ・ケン・リュウ』(早川書房)
舞台はそう遠くない未来。17歳で人生に自由を求め、生まれたばかりの息子と別れて放浪生活を送っていたリナは、19歳で師となるエマと出会い、彼女の下で<ボディワークス>を作るという仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する仕事であった。エマの弟・天音はこの技術を発展させ、遂にストップエイジングによる「不老不死」を完成させる。リナはその施術を受けた世界初の女性となり、30歳の身体のまま永遠の人生を生きていくことになるが・・・。
漫画家 大橋裕之の幻の初期作品群
●「ゾッキA 」「ゾッキB 」大橋裕之
(映画『ゾッキ』原作)
孤高の天才と称される人気漫画家、大橋裕之の幻の初期作品集『ゾッキA』『ゾッキB』に収録された珠玉の作品たちを、日本を代表する俳優であり、クリエイターとしても異能を示す、竹中直人×山田孝之×齊藤工という三人が共同監督を務め、一本の長編映画としてまとめ上げた。
金魚すくいを通じて主人公の人間的成長を描くマンガ
●「すくってごらん」大谷紀子
(映画『すくってごらん』原作)
◎すくってごらん(1) (BE・LOVEコミックス)
大手メガバンクのエリート銀行員・香芝誠は、些細な出来事がきっかけで左遷され、荒んだ気持ちを抱えて東京本店から片田舎の町へやってきた。そこで偶然かつ運命的に、金魚すくいの店を営む美女・吉乃と出会い、一目ぼれをする。持ち前のネガティブな性格と左遷のショックから、香芝は心を閉ざし仕事だけを生きがいにしようと心に決めながらも、吉乃の事が頭から離れない。何とかお近づきになろうとするが、秘密を抱える吉乃の心もまた閉ざされたままだった。果たして、香芝は金魚のように彼女の心もすくうことはできるのか―?
漫画・実写ドラマともに大ヒットの、シリーズ最終巻
●「續・ポルノグラファー プレイバック」丸木戸マキ
(映画『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』原作)
續・ポルノグラファー プレイバック (onBLUEコミックス)
官能小説の「口述代筆」。奇妙な出逢いをへて恋人になった、官能小説家・木島理生(竹財輝之助)と大学生・久住春彦(猪塚健太)。木島が田舎へ里帰りしてからも、文通で遠距離恋愛を続けていた二人だったが就職したての久住とすれ違い、気まずい空気に…。そんな折、奇しくも再び腕を負傷した木島はかつてを思い出すように、地元で知り合った青年・静雄にペンを握らせる。そこへ久住がやってきてしまい………。
何かに夢中になった仲間との日々を描く
自伝的コミックエッセイ
●「あの頃。男子かしまし物語」劔樹人
(映画『あの頃。』原作)
『あの頃。 男子かしまし物語』(イースト・プレス)
バイトに明け暮れ、好きで始めたはずのバンド活動もままならず、楽しいことなどなにひとつなく、うだつの上がらない日々を送っていた劔(つるぎ)。そんな様子を心配した友人・佐伯から「これ見て元気出しや」とDVDを渡される。何気なく再生すると、そこに映し出されたのは「♡桃色片想い♡」を歌って踊るアイドル・松浦亜弥の姿だった。思わず画面に釘付けになり、テレビのボリュームを上げる劔。弾けるような笑顔、くるくると変わる表情や可愛らしいダンス…圧倒的なアイドルとしての輝きに、自然と涙が溢れてくる。
実在した男をモデルに現代社会の
光と影をあぶり出すノンフィクション小説
●「身分帳」佐木隆三
(映画『すばらしき世界』原案)
『身分帳』 (講談社文庫)
直木賞作家・佐木隆三による原案小説を、『永い言い訳』の西川美和監督が舞台を現代に移して映画化。元殺人犯の三上(役所広司)は13年間の刑期を終え、身元引受人の助けを借りて、自立を真剣に目指していた。そこに彼を番組のネタにしようと目論むテレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が近づいてきて……。第45回トロント国際映画祭正式出品作品。第56回シカゴ国際映画祭観客賞&最優秀演技賞(役所広司)W受賞。
巧みにしかけられた計画の、本当の目的と衝撃のラスト
●「名も無き世界のエンドロール」行成 薫
(映画『名も無き世界のエンドロール』原作)
名も無き世界のエンドロール (集英社文庫)
複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳のときに、訳あってヨッチは2人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして2人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─。
誰かとの出会いによって、新しい自分と世界を知ることができる
●「ジョゼと虎と魚たち」田辺聖子
(映画『ジョゼと虎と魚たち』原作)
ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)
↓映画『ジョゼと虎と魚たち』コミカライズ
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美しいだけではない、家族一人ひとりの人間らしさを描いた物語
●「さくら」西加奈子
(映画『さくら』原作)
さくら (小学館文庫)
音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。スーパーのチラシの裏紙に「年末、家に帰ります」と綴られた手紙を受け取った長谷川家の次男・薫は、その年の暮れに実家へと向かった。母のつぼみ、父の昭夫、妹の美貴、愛犬のサクラとひさびさに再会する。けれど兄の一(ハジメ)の姿はない……。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジメの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。その灯火を繋ぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。それは、妹の誕生、サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋……長谷川家の5人とサクラが過ごしたかけがえのない日々、喜怒哀楽の詰まった忘れたくない日々だ。やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大晦日に訪れようとしていた─。
泥沼の恋愛劇から見える、現代社会への問題提起
●「本気のしるし」星里 もちる
(映画『本気のしるし <劇場版>』原作)
【コミック】本気のしるし(全6巻)
日々、自分の気持と向き合う時間を大切に
●「甘いお酒でうがい」川嶋佳子<シソンヌじろう>
(映画『甘いお酒でうがい』原作)
甘いお酒でうがい (単行本)
ベテラン派遣社員として働く40代独身OLの川嶋佳子は、毎日日記をつけていた。撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆方向の電車に乗ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり・・・。そんな佳子の一番の幸せは会社の同僚である若林ちゃんと過ごす時間。そんな佳子に、ある変化が訪れる。それは、ふた回り年下の岡本くんとの恋の始まりだった・・・
大切な人と正面から向き合うことで感じる、難しさと面白さ
●「喜劇 愛妻物語」足立 紳
(映画『喜劇 愛妻物語』原作)
喜劇 愛妻物語 (幻冬舎文庫)
売れない脚本家の豪太(濱田岳)は、大学で知り合ったチカ(水川あさみ)と結婚して10年目。5歳の娘のアキ(新津ちせ)がいるが、脚本家としての年収は50万円程度で、もっぱら生活費はチカのパートに頼っている。若い頃は豪太の才能を信じて支えてくれいたチカも、今では豪太の情けなさに呆れ果て、口を開けば罵倒の言葉が飛び出す毎日だ。
「人を好きになる」辛さと喜び
●「窮鼠はチーズの夢を見る」水城せとな
(映画『窮鼠はチーズの夢を見る』原作)
窮鼠はチーズの夢を見る オールインワンエディション (フラワーコミックスアルファスペシャル)
学生時代から「自分を好きになってくれる女性」ばかりと受け身の恋愛を繰り返してきた、大伴恭一。ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、ふたりは一緒に暮らすことに。ただひたすらにまっすぐな想いに、恭一も少しずつ心を開いていき…。しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係が変わりはじめてゆく。
父親と娘。「のこされた」二人の優しい成長物語
●「ステップ」重松 清
(映画『ステップ』原作)
ステップ (中公文庫)
健一(山田孝之)はカレンダーに”再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。結婚3年目、30歳という若さで妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日に揉まれていた。そんな姿を見て、義理の父母(國村 隼・余 貴美子)が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる彼女と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進め始めるのだ。
突然訪れたモテ期に奔走するオタク女子高生と
4人のイケメンDKのラブコメマンガ
●「私がモテてどうすんだ」ぢゅん子
(映画『私がモテてどうすんだ』原作)
私がモテてどうすんだ(1) (講談社コミックス別冊フレンド)
自分の恋よりもイケメン同士が恋する妄想に夢中な花依(富田望生)は、大好きなアニメキャラが死んだショックで1週間も寝込んでしまったら…なんと激ヤセして、超絶美少女(山口乃々華)に!
そんな花依を好きになってしまう同じ学校のイケメンたち――六見先輩(吉野北人)、五十嵐くん(神尾楓珠)、七島くん(伊藤あさひ)、四ノ宮くん(奥野壮)。恋愛興味ナシなのにモテまくる花依だが、ついつい彼らをBL目線で見て妄想してしまう…。
「イケメン同士のカップリングが好きなのに、私がモテてどうすんだ~!」
悩む花依が出す、想定外の答えとは?!
バカリズム、伝説の「OLなりすましブログ」!
●「架空OL日記」バカリズム