目次
これまでにPINTSCOPEのコラムで取り上げた、おすすめ名作映画（邦画）をご紹介します。
あなたの「心の一本」になるような名作映画を探してみてください！
時代を越えて愛される名作映画たち
「人間」って面白い！
10代のある一時期に宿る、強烈な魅力…
●『御法度』（1999）
ときは1865年。新選組の元に、沖田総司を脅かすほど剣術の腕が立つ美少年が志願してきました。彼の名は加納惣三郎。誰もが目を引く加納のことを近藤勇も気に入った様子。土方歳三は、そんな近藤や他の隊士の様子に気付いていました。すぐに加納は多くの隊士たちの興味を惹く存在となり、次第に他の隊士と関係を持つようになっていきます。加納の入隊によって浮足立った新選組では、次々と事件が起こります。遂には、新選組内で立て続けに死傷事件が発生。新選組内での私的な争いは御法度とされる中、果たして犯人とその動機とは……？
監督：大島渚 / 脚本：大島渚 / 原作：司馬遼太郎 / 音楽：坂本龍一 / DVD ¥2,800＋税 好評発売中 / 発売元：松竹 販売元：松竹
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第1回大人になる前の一瞬の輝き。
『御法度』松田龍平演じる加納惣三郎の強烈な魅力とは？日本を代表する映画監督、大島渚監督の遺作であり、松田龍平のデビュー作。同性愛・少年愛を軸に、ファンタジックともいえる芸術的手法で新選組を描いた異色作。松田龍平演じる加納惣三郎という美少年の強烈な魅力にあなたは惑わされずにいられますか!?
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「危険な人」ってなんで魅力的なの？
●『復讐するは我にあり』（1979）
九州・日豊本線築橋駅近くで、多額の現金が奪われ惨殺された二つの死体が発見された。事件の容疑者として浮かび上がったのは、榎津巌（緒形拳）という男である。しかし榎津は警察の追及をあざ笑うかのように、九州から浜松、東京で五人を殺したうえ、史上最大とも言われる重要指名手配の公開捜査をかいくぐって逃亡を続ける。時には大学教授、時には弁護士と称して、殺人、詐欺、己の欲望のままに女に明け暮れる冷血で大胆な榎津。驚くべき犯罪の才能をみせるこの男の行く末とは…。彼をこれほどまでに駆り立てたものはなんだったのか。そして、その生き様が社会に、我々現代人に問いかけるものとは、いったい何なのであろうか…。
監督：今村昌平
出演：緒形拳／小川真由美／倍賞美津子／フランキー堺／ミヤコ蝶々／清川虹子／三國連太郎
出演：緒形拳／小川真由美／倍賞美津子／フランキー堺／ミヤコ蝶々／清川虹子／三國連太郎
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第2回理解できない！それなのに、危険な存在に惹かれてしまう怖さって？『復讐するは我にあり』巨匠・今村昌平監督による、実際の事件を題材にした同名長編小説（佐木隆三著）の映画化作品。緒形拳演じる殺人者・榎津巌は、常人の理解の範囲を超えた人物。なのに、魅了されてしまう…それはなぜ!?
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人間にとって、究極の恐怖とは!?
●『震える舌』（1980）
東京郊外に住むしあわせな三人家族。ひとり娘の昌子はある日、泥の中で蝶を追っていた。珍しい蝶を取り逃がしてしまった昌子は不思議な夢を見る。その話を聞いて嫌な予感がする父の昭（渡瀬恒彦）。数日後、妻の邦江（十朱幸代）は娘の異常に気づく。昌子が食事中に食べ物をこぼし、後ろ姿も妙な歩き方になっているのだ。突然、絶叫しながら倒れこむ昌子！歯に舌がはさまり、もがきながら顎はけいれんして動かない。病院へ運ばれながらも目を覆うばかりの発作が続く。運び込まれた昌子を診察した医師たちが驚きの声を上げる。「テタナスだ！」。昌子の幼い体には“悪魔”が棲みついている。しかしこれはまだ、この家族が巻きこまれた地獄絵図の入り口に過ぎなかったのである。
監督：野村芳太郎
出演：渡瀬恒彦/十朱幸代/若命真裕子/中野良子/宇野重吉
出演：渡瀬恒彦/十朱幸代/若命真裕子/中野良子/宇野重吉
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第4回ホラーよりも怖い!?
究極の恐怖が一人の父親を襲う『震える舌』破傷風にかかり、死の危険に晒された娘を前にした両親の恐怖と葛藤。その恐怖は日に日に増幅し、神経がどんどん擦り減っていく親の姿に、人にとっての究極の恐怖とは何かを考えさせられる作品です。
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なぜ人は、人を差別してしまうのか？
●『砂の器』（1974）
東京・蒲田にある国鉄の操車場内で殺人事件が発生。しかし被害者の身許が不明で捜査は難航。迷宮入りかと思われた矢先、被害者が殺される直前に或る男と会っていたことが判明した。ふたりの会話のなかで交わされていた「カメダ」という言葉。地名か？人の名か？事件解明のために奔走する刑事、今西（丹波哲郎）と吉村（森田健作）は偶然、新進気鋭の天才音楽家、和賀英良（加藤剛）と遭遇する。そして、やがて事件は思わぬ展開を見せ始めるのだった…。日本各地で長期ロケを敢行。美しい四季折々の風景と共に、人間の宿命とは何かを描ききった松竹映画の代表作。『宿命』のメロディが浮き彫りにする哀しくも美しい映像美。クライマックスの40分間は推理サスペンスと感動が交錯する日本映画屈指の名シークエンス！
監督：野村芳太郎
出演：丹波哲郎／加藤剛／森田健作／島田陽子／山口果林／加藤嘉／緒形拳／佐分利信／渥美清
出演：丹波哲郎／加藤剛／森田健作／島田陽子／山口果林／加藤嘉／緒形拳／佐分利信／渥美清
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第5回なぜ許されない！ただ生きて、愛しただけなのに。差別は、私の生きる世界で行われている『砂の器』松本清張の原作を映画化した名作『砂の器』。差別は、自分と別世界で行われていることではないという、差別の重みを実感できる最後の40分間をぜひご覧ください！
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女性同士の確かな連帯を描いた
名作サスペンス映画
●『疑惑』（1982）
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第7回「女性同士の対立」に見せかけた「確かな連帯」を描く『疑惑』桃井かおり演じる疑惑の女性・鬼塚球磨子と、岩下志麻演じる弁護士・佐原律子が強く深く共鳴するラストシーンは必見！
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「みんなが●●だから」という無言の圧力の怖さ
●『楢山節考』（1958）
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第8回「みんな我慢しているから、あなたも我慢するべき」という同調圧力。“姥捨て山”のある社会にしないために『楢山節考』深沢七郎の同名ベストセラー小説を映画化。姥捨山での母と子の絆を描いた名作映画です。我慢を強いられている人々の不満から生じる「同調圧力」という、現代にも通ずるテーマが描かれます。
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心から信じていた人に裏切られたとき、
人間はどうなってしまうのか？
●『死の棘』（1990）
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第9回夫婦の極限状態がぶつかる、生々しい修羅場！不倫による裏切りで、人はどう壊れていくのか？『死の棘』カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作！浮気した夫vs発狂する妻。その行方は…!?
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「推し」に生涯を捧げた
主人公の情熱を体感せよ！
●『残菊物語』（1939）
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第10回「推し」に捧げた我が生涯に、
一片の悔いなし。情熱を傾けるものを見つけた人の強さは、輝かしい『残菊物語』巨匠・溝口健二監督による、献身的に歌舞伎役者・菊之助を支えるお徳と、不器用で世間知らずながらも必死に頑張る菊之助のラブロマンス。お徳の、「菊之助を立派な歌舞伎役者にしたい」という情熱は、ぜひ体感してください！
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「家族」とは一体どんな存在か？
●『秋刀魚の味』（1962）
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第11回ひとりぼっちでも、孤独ではないのが“家族”。何よりもあなたの幸せを願う『秋刀魚の味』老いと孤独をユーモラスに描いた小津安二郎監督の遺作。血縁よりも想いで繋がる登場人物たちの姿に焦点を当てます。
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憧れが憎しみへ変わるとき…
●『利休』（1989）
天正10年（1582年）、利休は茶頭として信長に仕えていたが、6月の本能寺の変で信長は明智光秀に殺された。
数年後利休は信長の後継者として力を伸ばしてきた秀吉の茶頭となった。利休は〈茶の湯〉を通して全国の武将を魅了し、わびの極致と言われる京都・山崎の待庵など贅の限りを尽くし自分の世界を築いていった。
しかし、石田三成が台頭するにつれ、秀吉と利休の関係が狂い始めていく。
まず、光成の企みにより、利休の愛弟子でかつて秀吉の逆鱗に触れて所払いになった宗二が殺された。さらに三成は秀吉に「利休が朝鮮出兵に疑義を抱いている」ともちかけた。利休は茶室で秀吉と顔を合わせたが、朝鮮出兵に口を出したため、ますます秀吉を怒らせてしまうことになる。
周囲の状況が次第に移り変わって行く中で、利休はただ黙々として創造の世界に身をおいた。そんな利休の身を案ずる妻りきや友人たち。
そしてついに秀吉と対決する時を迎える。利休は、動じることなく、凛として権力者に立ち向かう。
数年後利休は信長の後継者として力を伸ばしてきた秀吉の茶頭となった。利休は〈茶の湯〉を通して全国の武将を魅了し、わびの極致と言われる京都・山崎の待庵など贅の限りを尽くし自分の世界を築いていった。
しかし、石田三成が台頭するにつれ、秀吉と利休の関係が狂い始めていく。
まず、光成の企みにより、利休の愛弟子でかつて秀吉の逆鱗に触れて所払いになった宗二が殺された。さらに三成は秀吉に「利休が朝鮮出兵に疑義を抱いている」ともちかけた。利休は茶室で秀吉と顔を合わせたが、朝鮮出兵に口を出したため、ますます秀吉を怒らせてしまうことになる。
周囲の状況が次第に移り変わって行く中で、利休はただ黙々として創造の世界に身をおいた。そんな利休の身を案ずる妻りきや友人たち。
そしてついに秀吉と対決する時を迎える。利休は、動じることなく、凛として権力者に立ち向かう。
監督：勅使河原宏
出演：三國連太郎／三田佳子／松本幸四郎／中村吉右衛門／田村亮／岸田今日子／北林谷栄／山口小夜子／山崎努
出演：三國連太郎／三田佳子／松本幸四郎／中村吉右衛門／田村亮／岸田今日子／北林谷栄／山口小夜子／山崎努
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第14回憧れの人に認められたい。秀吉と利休、強い羨望が憎しみへと変わるとき『利休』「憧れの人」利休（三國連太郎）に対する秀吉（山崎努）の強い羨望が、憎しみへと変貌する様は必見です。茶器や掛け軸など国宝級の本物を用いた荘厳な美術にも注目してください！
『利休』をAmazon Prime Videoで観る【30日間無料】
親の虐待と、虐待の犠牲になった子の物語
●『この子の七つのお祝いに』（1982）
次期総理の座を狙う大臣の秘書、秦一毅(村井国夫)の家に出入りしていた池畑良子（畑中葉子）の惨殺死体が発見される。
政界の闇を暴こうと良子に接触していたルポライターの母田（杉浦直樹）は、秦の内妻で占い師の青蛾（辺見マリ）の身辺を探っていたのだ。母田は後輩記者の須藤（根津甚八）に協力を請う。その時に初めて会ったバーのママ、ゆき子（岩下志麻）に惹かれる母田。ふたりは密会を重ねる。
そんな矢先、青蛾の正体を突き止めた母田が謎の死を遂げた。母田に代わって事件の真相を探るため、会津に向った須藤がそこで彼が目にしたのは…。
政界の闇を暴こうと良子に接触していたルポライターの母田（杉浦直樹）は、秦の内妻で占い師の青蛾（辺見マリ）の身辺を探っていたのだ。母田は後輩記者の須藤（根津甚八）に協力を請う。その時に初めて会ったバーのママ、ゆき子（岩下志麻）に惹かれる母田。ふたりは密会を重ねる。
そんな矢先、青蛾の正体を突き止めた母田が謎の死を遂げた。母田に代わって事件の真相を探るため、会津に向った須藤がそこで彼が目にしたのは…。
監督：増村保造
原作：斉藤 澪
脚本：松木ひろし／増村保造
撮影：小林節雄
音楽：大野雄二
原作：斉藤 澪
脚本：松木ひろし／増村保造
撮影：小林節雄
音楽：大野雄二
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第6回“毒親”になってはいないか？
弱い者を支配してしまう危険性を問う『この子の七つのお祝いに』東京で起きた連続殺人事件を中心に展開する物語。しかし、核にあるのは虐待の功罪です。虐待の傷は、鎖のように巻き付いて離れなくなってしまいます。その罪深さを、体感してください。
◯『この子の七つのお祝いに』をAmazon Prime Videoで観る［30日間無料］
◯『この子の七つのお祝いに』をU-NEXTで観る【31日間無料】
真田広之の身体が魅せる「生」
●『たそがれ清兵衛』（2002）
幕末の庄内、海坂藩。平侍の井口清兵衛（真田広之）は妻を亡くし、二人の娘と老婆のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼を”たそがれ清兵衛”と呼んでいた。ある日、幼なじみの朋江（宮沢りえ）を救ったことから剣の腕が噂になり、上意討ちの討手として清兵衛が選ばれてしまう。清兵衛は藩命に逆らえず、朋江への想いを打ち明け、切腹を不服とする余吾善右衛門（田中泯）が立てこもる死地に向かった・・・。
原作：藤沢周平「たそがれ清兵衛」「竹光始末」「祝い人助八」（新潮文庫）
脚本：山田洋次／朝間義隆
監督：山田洋次
撮影：長沼六男
音楽：冨田勲
主題歌：「決められたリズム」井上陽水(ﾌｫｰﾗｲﾌ ﾐｭｰｼﾞｯｸｴﾝﾀﾃｲﾒﾝﾄ)
脚本：山田洋次／朝間義隆
監督：山田洋次
撮影：長沼六男
音楽：冨田勲
主題歌：「決められたリズム」井上陽水(ﾌｫｰﾗｲﾌ ﾐｭｰｼﾞｯｸｴﾝﾀﾃｲﾒﾝﾄ)
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！ 第12回真田広之と田中泯。役者の身体を通して「生」を取り戻す『たそがれ清兵衛』藤沢周平原作の短編小説を山田洋次監督が映画化。困窮する下級武士・井口清兵衛（真田広之）の人生を描いた時代劇であり、役者の真価が発揮された作品です。人間の「生」を表現する身体に注目してください！
◯『たそがれ清兵衛』をAmazon Prime Videoで観る［30日間無料］
多くな選択肢を前に、人はどう葛藤するのか!?
●『日本のいちばん長い日』（2015）
太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。
降伏か、本土決戦か———。
連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。
そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。
“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾（あなみこれちか）陸軍大臣（役所広司）、国民を案ずる天皇陛下（本木雅弘）、
聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相（山努）、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官（堤真一）。
一方、終戦に反対する畑中健二少佐（松坂桃李）ら青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始める…。
降伏か、本土決戦か———。
連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。
そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。
“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾（あなみこれちか）陸軍大臣（役所広司）、国民を案ずる天皇陛下（本木雅弘）、
聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相（山努）、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官（堤真一）。
一方、終戦に反対する畑中健二少佐（松坂桃李）ら青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始める…。
監督・脚本：原田眞人
原作：半藤一利「日本のいちばん長い日決定版」（文春文庫刊）
音楽：富貴晴美
原作：半藤一利「日本のいちばん長い日決定版」（文春文庫刊）
音楽：富貴晴美
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嗚呼、こんなにも魅惑的な登場人物たち！第13回不透明な未来に向けて選択するために、葛藤を繰り返しつづける。『日本のいちばん長い日』半藤一利著『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日』の2度目の映画化。大きな葛藤を前にした時、同じ環境・信念出会っても人はこれほど異なる決断を下すのかと驚かされる作品です。
『日本のいちばん長い日』をAmazon Prime Videoで観る［30日間無料］
名作映画を配信で楽しみたいあなたへ。
名作映画をよりこだわって楽しみたいあなたへ。
※2021年6月22日時点のVOD配信情報です。
