映画情報
あらすじ
オスカー俳優、アル・パチーノが、長年愛し続けるシェイクスピアの「リチャード3世」を題材に、監督、製作、主演の3役を見事にこなし、驚くべき多才ぶりを発揮した、彼の代表作と呼ぶべき作品。「オリジナル戯曲をただ忠実に映画化するのではなく、ひとりでも多くの人間に作品のおもしろさを理解して欲しいということだけをひたすら考えた」というだけあって、今までどんな作品でも見せたことのなかった等身大のアル・パチーノの姿が映し出される。劇中には、俳優たちが戯曲に取り組み、討論する舞台裏や、街頭でのインタビューなどを挿入し、多角的なアングルからシェイクスピア劇にアプローチしていく。本作におけるパチーノの熱意が伝わり、ノー・ギャラにもかかわらず、超一流スターたちの夢の共演を実現させた必見の一作。
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