目次
2018年から5年にわたり、日常で出合った忘れがたい映画のことや、その作品をきっかけに思い出した風景のことを、自分の内側を見つめながら、コラム連載「やっほー!シネマ」に綴ってきた俳優の山田真歩さん。本連載が「対話篇」として、ポッドキャストのトーク番組に生まれ変わりました。これからは“だれか”と語り合いながら、引き続き、映画のこと、人生のことを言葉にしていきます。
EP.4では、EP.3から引き続き「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」代表 林建太さんをお迎えして、お届けします。後篇となる今回は、林さんの「心の一本」の映画である小森はるか監督『空に聞く』を中心にお話しいただきました。また、林さんの活動の一つである「映像に写るものを複数の人で言葉にする」というワークショップも今作で実践。最後には山田さんによる詩の朗読も。どうぞお楽しみください。
見えること、見えないこと、わからないこと
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ゲストプロフィール
林建太
1973年東京生まれ。視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップスタッフ。1995年より介護福祉士として地域の障害福祉事業所にて介助の仕事に携わりながら映画美学校ドキュメンタリーコースにてドキュメンタリー作家佐藤真に師事する。2012年より「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」発足。全国の美術館や学校で、目の見える人、見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。近年の活動は2017年から継続している東京都写真美術館でのインクルーシブ鑑賞プログラムなど。
タイムコード
00:00-
改めて、林建太さんのご紹介
02:44-
見えること、見えないこと、わからないこと
11:37-
心に残る一本の映画 その②『空に聞く』
17:29-
何を切り取るのか、何を見ていくのか
52:08-
「詩の言葉」と「散歩すること」
58:48-
朗読
小森はるか監督最新作『ラジオ下神白―あのとき あのまちの音楽から いまここへ』が4月12日より福島・フォーラム福島で先行上映。4月27日から東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開されます。是非ご覧ください!
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ぜひ、番組をフォローして映画の新たな魅力を見つけに来てください。
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山田真歩のやっほー!シネマ
- 「手を振りたい風景」をめぐって
- 「人間らしさ」をめぐって
- 「言葉にならないこと」をめぐって
- 「ありのままの風景」をめぐって
- 年末年始におすすめの映画(後篇)
- 年末年始におすすめの映画(前篇)
- 初のホラー体験記
- 足下を流れる見えない水
- 緑はよみがえる
- 「のぐそ部」のころ
- 午後の光のようなもの
- 袋の男とボナセーラ
- 空洞に満ちたもの
- 「わからない」という魅力
- 猫と留守番しながら思ったこと
- いつでも口ずさむ歌があれば
- 白い、白い日々
- 続・私の日本舞踊ビギニングス 「男のいない女たち」
- 私の日本舞踊ビギニングス 「なんなんだ、この歩き方は」
- ゆっくり歩くと見えてくるもの
- 猫と留守番しながら考えたこと
- となりの山田くん、出番です
- ミジャさんからの手紙
- トラ(寅)ベラ・ノー・リターン 旅人帰らず
- 季節外れの腹巻き
- 未来よ こんにちは
- 子どもはどうでもいいことばかり覚えている
- 恋文、または命がけのジャンプ
- 私の出会ったワンダーランド
- 「ありがとう、トニ・エルドマン」たち
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