PINTSCOPE(ピントスコープ) 心に一本の映画があれば PINTSCOPE(ピントスコープ) 心に一本の映画があれば

映画『ブルーバック あの海を見ていた』 みんなの感想、集めました!

心温まる、でも押し付けがましくない
映画『ブルーバック あの海を見ていた』 特別試写会で今を深める

Sponsored by 『ブルーバック あの海を見ていた』
映画『ブルーバック あの海を見ていた』(12月29日公開)のトークイベント付き特別試写会が、12月18日(月)に開催されました。
試写会後のトークイベントの模様と、試写会に参加しPINTSCOPEに感想をお寄せいただいた皆さんの声をお届けします!

オーストラリアの海に育まれた母娘の絆を描く
映画『ブルーバック あの海を見ていた』

©2022 ARENAMEDIA PTY LTD, SCREENWEST (AUSTRALIA) LTD AND SCREEN AUSTRALIA
STORY
若き海洋生物学者のアビーは、母親ドラが脳卒中で倒れたとの知らせを受け、故郷の西オーストラリアに帰ってくる。美しい海を一望できる実家で口がきけなくなったドラを世話するアビーは、この家で過ごし少女時代に思いを馳せていくーー。 8歳の誕生日にロバーズヘッドという入り江に初めて潜り、巨大な青い魚の“ブルーバック”と出逢った宝物のような体験。そして環境活動家だったドラから、豊かな恵みをもたらしてくれる海の素晴らしさを教わったこと。ドラの背中を見て育ち、海に魅了されたアビーが忘れかけていた大切なものとは何か。かけがえのない日々を回顧し、アビーは自らの原点を見つめ直していくのだった……。

美しいものは、守らなくては消えてしまう。
試写会&トークイベント

12月18日(月)に、映画『ブルーバック あの海を見ていた』のトークイベント付き特別試写会が開催されました。

試写会後のトークイベントには、ゲストとして、キニマンス塚本ニキさんと、MCのSYOさんが登壇。

ニキさんは今作の舞台であるオーストラリアの隣のニュージーランドで思春期を過ごしたこと、SYOさんは主演のミア・ワシコウスカという俳優にかねてより注目しており、今作ではインタビューも担当したことが語られました。

まずは、ニキさんより本編で15歳のアビーが湾を守るためリゾート開発者と対立するシーンが触れられ、オーストラリアでは選挙権を16歳に引き下げるべきだという運動が若者から広がっており、今作でも描かれていた「自分の大切な人や愛する人にとって大切なコミュニティを守るために、自分は何ができるのか」という意識がナチュラルに存在することが語られました。

そして、SYOさんは人間や海、魚の描き方について言及。全ての命を等価に描いているので、人間の死を描く時も過剰な演出はなく、それは他作品にあまりないバランスなのではないかという指摘に、来場された皆さんは大きく頷いてました。

©2022 ARENAMEDIA PTY LTD, SCREENWEST (AUSTRALIA) LTD AND SCREEN AUSTRALIA

また、ニキさんから、今作で主演を務めるミア・ワシコウスカの俳優キャリアの変遷について、SYOさんに質問を投げかけました。

ミアは、ブレイク後ハリウッドを去り、現在は故郷のオーストラリアを拠点に活動しています。ハリウッドを離れた理由を、トレーラーで各地を転々とするような生活は、どこか疲れてしまうところがあったと語っていたそうです。

SYOさんがインタビューで彼女に今後のキャリアについて聞いた際、出演作品に関してしっかり吟味した上で決めたいう考えが彼女の中に大変強くあることが伝わり、また、海の近くに引っ越すと嬉しそうに語っていたのが印象的だったそうです。SYOさんご自身、今作でミアが演じたアビーと重なるところもあり、コロナ以降の働き方や生き方の変化についても考えさせられたと語られました。

©2022 ARENAMEDIA PTY LTD, SCREENWEST (AUSTRALIA) LTD AND SCREEN AUSTRALIA

ニキさんからは、「オーストラリアの素朴な飾らない感じが感じられた。オージー訛りも心地よかった」というお話も。

おふたりとも巨大な青い魚“ブルーバック”にも注目し、CGではなく手作りのパペットであることについても盛り上がりました。アビーとブルーバックとの交流についても本作の感動ポイントであるということ、母と娘がふたりを結びつけるのは海なのだなぁとしみじみ、語っていただきました!

「心温まる、でも押し付けがましくない映画を観たい人に」「老若男女におすすめしたい」「話したり語り合ったりしたくなる映画でもあり、年末年始に1人でも誰かと観てもいい」「年納めにぴったり。本作を観て豊かな年納めに」というお二人のトークでイベントを締めくくりました。

〈みんなから届いた声〉
映画『ブルーバック あの海を見ていた』 感想

12月18日(月)に、映画『ブルーバック あの海を見ていた』のトークイベント付き特別試写会参加され、PINTSCOPEに感想をお寄せいただいた皆さんの声をこちらに掲載します!(PINTSCOPE編集部で厳選し、掲載させていただいております)

ご参加いただき、ご感想をお寄せいただいた皆さん、ありがとうございました。

INFORMATION
『ブルーバック あの海を見ていた』
監督・脚本:ロバート・コノリー 原作・脚本協力:「ブルーバック」ティム・ウィントン(小竹由美子 訳/さ・え・ら書房刊)
出演:ミア・ワシコウスカ、ラダ・ミッチェル、イルサ・フォグ、アリエル・ドノヒュー、リズ・アレクサンダー、エリック・バナ
原題:BLUEBACK
日本語字幕:横井和子 
後援:オーストラリア大使館
提供:キングレコード 
配給:エスパース・サロウ
©2022 ARENAMEDIA PTY LTD, SCREENWEST (AUSTRALIA) LTD AND SCREEN AUSTRALIA
まばゆいターコイズブルーに彩られた映像美とともに描き出す
母娘で紡ぐ故郷の海への想いーー
豊かな恵みをもたらすオーストラリアの海に育まれた少女が
成長を遂げていく軌跡。

若き海洋生物学者のアビーは、母親ドラが脳卒中で倒れたとの知らせを受け、故郷の西オーストラリアに帰ってくる。美しい海を一望できる実家で口がきけなくなったドラを世話するアビーは、この家で過ごし少女時代に思いを馳せていくーー。
8歳の誕生日にロバーズヘッドという入り江に初めて潜り、巨大な青い魚の“ブルーバック”と出逢った宝物のような体験。そして環境活動家だったドラから、豊かな恵みをもたらしてくれる海の素晴らしさを教わったこと。ドラの背中を見て育ち、海に魅了されたアビーが忘れかけていた大切なものとは何か。かけがえのない日々を回顧し、アビーは自らの原点を見つめ直していくのだった……。
シェアする