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映画の言葉『THE FIRST SLAM DUNK』宮城リョータのセリフより

「キツくても…心臓バクバクでも…
めいっぱい平気なフリをする」

映画の言葉『THE FIRST SLAM DUNK』
© I.T.PLANNING,INC. © 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
映画の中の何気ない台詞が、
あなたにとっての特別な“言葉”となり、
世界を広げ、人生をちょっと豊かにしてくれるかもしれない。
そんな、映画の中の言葉を紹介します。
※本記事にはセリフや展開にまつわる話題が登場します。ネタバレが気になる方はご注意ください。

キツくても…
心臓バクバクでも…
めいっぱい平気なフリをする

By 宮城リョータ

『THE FIRST SLAM DUNK』より

夢に向かって走り続ける中で、何度も立ちはだかる大きな壁。「もう無理かも」と心が折れそうになった時、あなたを励まし、支えてくれたものは何ですか?

湘北高校のバスケットボール部が、高校バスケ界の頂点に君臨する山王工業高校に挑む姿を描いた映画『THE FIRST SLAM DUNK』。「週刊少年ジャンプ」に1990年から1996年まで連載された少年漫画「SLAM DUNK」を、原作者の井上雄彦が自ら脚本・監督を務めた作品です。

湘北メンバー宮城リョータ、三井寿、流川楓、桜木花道、赤木剛憲は、バスケットボールを続ける中で、この試合に臨む中で、時に悩みながらも前に進み、全国制覇を目指します。

「キツくても…心臓バクバクでも…めいっぱい平気なフリをする」

このセリフは、宮城リョータが試合の中で自分を鼓舞するため、自身に投げかける言葉です。それは、兄ソータがかつて自分を励ましてくれた言葉でもあります。兄の記憶とともにあったこの言葉は、リョータの中に生き続け、リョータを支え続けたのでした。

叶えたい夢や実現したい理想が大きければ大きいほど、限界を感じることは多いでしょう。でも、それは自分にとって本当に「あきらめる理由」になるのでしょうか。「挑戦し続ける理由」が確かに自分の中にある限り、一歩ずつでも進み続けることができるはず。26年の時をこえて再び、湘北高校のバスケ部のみんながそのことを私に教えてくれました。

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FEATURED FILM
監督/脚本:井上雄彦
声の出演:仲村宗悟 笠間淳 神尾晋一郎 木村昴 三宅健太
演出:宮原直樹 北田勝彦 大橋聡雄 元田康弘
CGディレクター:中沢大樹
キャラクターデザイン/作画監督:江原康之
美術監督:小倉一男
色彩設計:古性史織
撮影監督:中村俊介
編集:瀧田隆一
音響演出:笠松広司
アニメーションプロデューサー:西川和宏
プロデューサー:松井俊之
アニメーション制作:東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ
配給:東映
公開中
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